スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【iza】レトロゲームは文化財?! 旧世代ソフトを収集・保存へ

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/552013/

2012/03/24 19:51更新
【ビジネスの裏側】

 任天堂が日本中の子供たちを熱中させた家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」のソフトや旧世代のパソコン用ゲーム、アーケードゲーム…。昔懐かしのゲームソフトが今、次々と姿を消し、存亡の危機にある。「昔、遊んだゲームをもう一度プレイしたいけど、今どこにあるのか分からない…」。国内のゲーム愛好家たちのこんな“寂しさ”を解消しようと、レトロゲームの保存や公開、さらには文化財としての地位確立を目指す運動が活発化している。

 ■童話のように

 「童話は語りつがれていくのに、どうしてゲームは後世に残されていかないのか。ゲームも大切な思い出なのに…」

 劣化したフロッピーディスクやカセットテープなどのゲームソフトを収集・保管するため、昨年9月に設立されたNPO法人「ゲーム保存協会」(東京)の理事を務める男性医師(38)は嘆く。

 近年、ゲーム業界では復刻版ソフトを発売するケースが増えているものの、男性は「ユーザーニーズに応え切れていない」と手厳しい。企業は、失敗した作品を再び発売する傾向が少ないが、ゲームで遊ぶ側からは「企業側からみて収益が上がらなかった“消したい過去”である商品でも、もう一度やりたいユーザーはたくさんいる」と不満の声が上がっているのだ。

 ゲーム保存協会の中心メンバーは約10人で、医師や経営者、オペラ歌手などが所属。理事長は、日本の自動車メーカーに勤務するフランス人のジョゼフ・ルドン氏で、それぞれが、ツイッターやブログなどで知り合った。ゲーム会社とは何の縁もない人たちばかりだが、ソフトの保管に対する情熱は人一倍熱い。

 協会では、ソフトの劣化を防ぐために、空調管理をしながらカビを洗い落とすなど保管方法を研究。機器開発メーカーとも連携しながら、試行錯誤を繰り返している。会員全体で、保管しているソフトはすでに3万本を超えているという。

 「私はゲーム自体に興味はないけれど、文化財としての保管のテーマに共感している」という声も。保存協会の監事を務める辻絢子さん(28)だ。辻さんは「ゲームソフトを記録しているフロッピーディスクなどによる保存は他の文化財保存にも役に立つ」と訴える。

 この言葉通り、協会は別分野の文化財に一役買った実績がある。所属するメンバーが京都の西陣織の関係者に協力し、デザインなどのデータを保管するフロッピーの損傷の修復に成功したのだ。

 協会では、集めたソフトを将来的に無料で公開する博物館を設立したいという思いもあり、「大人たちが子供のころを思いだしながらゲームを楽しめる場を提供したい」(関係者)と、夢は広がっている。

 ■ゲームを無料公開

 昔懐かしのゲームを一般公開する取り組みを実現している団体もある。30~40代の約15人のメンバーで構成する有志団体「アーケードゲーム博物館計画」だ。

 この団体は約5年前から活動を始め、ゲームセンターで利益が出なくなり、廃棄される運命にあるアーケードゲームを買い取り、無料で公開。訪れた人は実際にゲームを楽しむことができる。これまで、1980年代~90年代後半のアーケードゲームを埼玉県内で月に1回公開し、それぞれ60~70人が訪れた。現在は移転のため、同県内での公開を終了し、新たな公開施設を交渉中だ。

 「世界に誇る日本のゲームは、ゲームセンターのアーケードゲーム機が原点だった。次々と廃棄されていくゲーム機を残すのは意義があること」と代表を務める会社員の男性(42)は話す。メーカーに頼らないユーザーたちによるゲーム保存・公開の動きは、今後も広がりをみせそうだ。(板東和正)



近代・現代の資料ほど実は残りにくい、というのは文化財関係者ならみんな知っています。製品を保存する企業博物館も日本ではまだまだ少ないようです。こういう動きは歓迎したいものです。


これからのアートマネジメント 〝ソーシャル・シェア〟への道 (Next Creator Book)これからのアートマネジメント 〝ソーシャル・シェア〟への道 (Next Creator Book)
(2011/04/09)
不明

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。