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【讀賣新聞】東北の怪談 人気上昇

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20101225-OYT8T00117.htm

 仙台の出版社など企画

「みちのく怪談名作選」を手に語る東さん(仙台市青葉区で)
 仙台市の出版社「荒蝦夷(あらえみし)」などが今年企画した「みちのく怪談プロジェクト」が、盛り上がりを見せている。東北の怪談集を刊行、創作怪談のコンテストも行った。関係者は怪談文芸から東北独特の風土や文化を感じとって欲しいと話している。

 プロジェクトは今年が柳田国男の民話集「遠野物語」の刊行100周年にあたることを記念して企画された。荒蝦夷と怪談専門誌「幽」の東(ひがし)雅夫編集長(52)が「平成の遠野物語を作ろう」と企画した。

 11月に同社が東さん編集の「みちのく怪談名作選」第1弾を刊行。四六判、2200円(税別)で、井上ひさし、太宰治、宮沢賢治ら東北ゆかりの作家たちの筆による18編を収録した。

 吹雪の山中で民家に迷い込んだ男の体験をつづる「鍋の中」は、ユーモアあふれるオチが魅力の井上さんらしい作品だ。江戸時代に作られた「奥州ばなし」や「谷の響」は、東北の作家による現代語訳を載せた。東さんは「東北の作家たちには妖怪を身近に感じる独特の感性がある」と話す。同社や書店には名作選の問い合わせが東北内外から数十件来ているという。

 7〜9月に公募した「みちのく怪談コンテスト」には、東北を舞台とした創作怪談が約350作も寄せられ、東さん、岩手県出身の作家高橋克彦さん(63)らが審査。横浜市の佐原淘さん(46)の作品を大賞に選んだ。自殺志願者の男が地面から伸びる無数の手に導かれる幻想的な怪談だ。

 受賞作を載せた雑誌「仙台学」は今月28日、応募作品集は来春、同社から刊行予定だ。東さんは「今後もみちのく怪談に触れる機会を提供したい」と話している。問い合わせは荒蝦夷(022・298・8455)へ。

(2010年12月25日 読売新聞)
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