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【時事通信】元社保庁職員に逆転無罪=「処罰は違憲」−共産党機関紙配布・東京高裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000030-jij-soci

3月29日10時13分配信 時事通信

 2003年の衆院選で共産党の機関紙を配ったとして、国家公務員法違反(政治的行為の制限)罪に問われ、一審で罰金10万円、執行猶予2年とされた元社会保険庁職員堀越明男被告(56)の控訴審判決が29日、東京高裁であり、中山隆夫裁判長は「被告の機関紙配布行為を罰することは、表現の自由を保障した憲法に違反する」として、逆転無罪を言い渡した。
 執行猶予を不服とした検察側と、政治活動の制限は憲法違反で、捜査も違法だったとして、無罪や公訴棄却を求めた弁護側の双方が控訴していた。
 中山裁判長は、国家公務員法の政治活動への罰則規定そのものは合憲と判断。その上で、被告が行った機関紙配布行為について、「国の行政の中立的運営や国民の信頼の確保を侵害するとは考えられない」と指摘。「被告を処罰することは、国家公務員の政治活動の自由にやむを得ない限度を超えた制約を加えるもので、憲法21条などに違反する」と判断した。 
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