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古画研究会案内

古画研究会 2007年度5月例会のご案内

時下ますますご健勝の事とお喜び申し上げます。
古画研究会の例会を下記の通り開催いたします。
今回の例会は新年度初回ということもあり、研究発表と講話の両面で行います。
お誘いあわせの上、奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。

【日時】
2007年5月13日(日)14時より

【会場】
大阪大学豊中キャンパス 美学棟B41教室

【内容】
○山口隆介氏(大阪大学大学院)
 「定慶様菩薩像の再検討」(本年度美術史学会の全国大会に際しての予備発表です)

(発表要旨)
 肥後定慶(1184‐?)は、鎌倉彫刻様式を確立したとされる運慶、快慶らの次世代を担った仏師の一人である。出自は不明ながら、比較的多くの作品が知られ、なかでも、貞応3年(1224)の大報恩寺准胝観音菩薩像と嘉禄2年(1226)の鞍馬寺聖観音菩薩像は、その代表作として高く評価されている。両菩薩像は、装飾的な髻や頭髪、複雑な着衣の形式に独自性が顕著で、かつては宋代美術を積極的に摂取したものと解されてきた。しかし、水野敬三郎、深山孝彰の両氏によって、むしろ運慶作品や古典を学びつつ、そこに創意工夫を加えたものと見直されている。また、「定慶様(風)」と称される、定慶の菩薩像と類似した形式をそなえる一群の菩薩像が存在することから、定慶は同世代に属する湛慶と比べても、後代に一定の影響力をもった仏師とみなされてきた。本発表は、定慶の菩薩像と、いわゆる定慶様菩薩像の成立について再検討を試みるものである。
(※なお、詳細な要旨は下記のURLをご参照下さい。)
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/aesthe/gakkai2007/program.html
               
○森雅秀氏(金沢大学文学部教授)
 「仏教学における美術研究の可能性」

(森雅秀氏の略歴)
 名古屋大学文学部、名古屋大学大学院文学研究科を経て、ロンドン大学大学院修了。
 Ph.D.(ロンドン大学)。名古屋大学文学部助手、高野山大学文学部助教授等を経て、現在、金沢大学文学部教授。 著書には『仏のイメージを読む−マンダラと浄土の仏たち』(大法輪閣)、『マンダラの密教儀礼』『インド密教の仏たち』(以上、春秋社)など。訳書にM.ブラウエン『曼荼羅大全』東洋書林)、Ph.ローソン『聖なるチベット』(平凡社)などがある。

ご周辺でご興味・ご関心をお持ちの方が居られましたら、
お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。見学希望者も歓迎です。

*古画研究会は仏画・大和絵を中心に広く仏教美術・文化を研究する集まりです。
2007年度より佛教大学(非)の多川が幹事を務めております。
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ある天文学者の遺言

本年一月二十日の朝日新聞朝刊に次のような死亡広告が載りました。現代人の最新の死生観を知るものとして興味深いので、特にここに掲げてみます。
                    *
 私共の夫であり、父である磯部?三が2006年12月31日に亡くなりましたので、お知らせいたします。本人の遺言状による強い希望で葬式等は執り行わず、本状にて失礼いたします。
            磯部××
            磯部××

 私は1942年7月16日に大阪で誕生以来60有余年の人生を終えることになりました。その間、各年代毎に多くの方々にご支援いただきありがとうございました。
私を支持して下さった方はもちろん、敵対された方々の行動も私の人生を飾りつけ変化に富んだ楽しいものとしてくださいました。
 私は元々神の存在を信じておりません。そのような者が死んだ時だけ宗教に色どられた形式的なふるまいをするのは、理にかなっておりません。ひょっとしたら、私が亡くなればこの宇宙全体も無くなるのではと思ったりしております。万一皆様の存在が残る場合には、有意義な人生をすごされるよう願っております。私自身の葬式等一切の形式的な事はしないよう、また、遺骨を残さないように家族の者に遺言してありますので、ご理解ください。
 そのような訳でお香典などは固くお断り申し上げます。もし、私に好意を持っていて下さった方々にお願いできるものでしたら、妻××、娘××に私とのお付き合いがどのようであったかなどを書いた手紙を送ってやっていただければ、この上もない幸いです。娘も、父がどのような人間であったか、理解してくれるでしょう。短くもあり、長くもあった私の人生でしたが、ありがとうございました。
                 磯部?三

今月の新刊!!五味文彦・菊地大樹編『中世の寺院と都市・権力』山川出版社

民衆宗教史研究会のメンバーも多数参加する中世宗教史研究会から論集が出ました!!
新進気鋭の若手による最新の成果です。ぜひお買い求め下さい。5250円と専門書としては破格の安さです(学会価格では4200円)。
                 *
中世の寺院研究は単に歴史や宗教史の枠を越えて、飛躍的に進められてきた。寺院が様々な面で中世社会と緊密な関係にあっただけでなく、寺院社会が中世社会の縮図となる面を有していて、さらには圧倒的に多くの史資料が寺院に残されてきたことも見逃せない。たとえば政治史を研究しようとすれば、寺院の存在を欠落させては語れないし、経済史を研究しようとすれば、僧の動きを語らずしては描けない。寺院史料を使わずに有効な立論はできないのである。

目次(★は民宗研参加者・関係者)

はじめに

? 門跡寺院の成立と継承
菊地大樹★「曼殊院文書」の伝来と構成
生駒哲郎★聖教の継承と曼殊院門跡
大塚紀弘★曼殊院門跡の成立と相承
吉澤一成 妙法院門跡の確立
高梨真行★戦国期室町将軍と門跡

? 都市における宗教の展開と民衆
三枝暁子 北野祭と室町幕府
細川武稔★北野社と歓喜天信仰
小野澤眞★中世都城における聖の展開
畠山聡  中世後期における東大寺と東大寺郷

? 室町・戦国期の寺院経営と権力
宮野純光★東寺宝菩提院三密蔵聖教の成立過程
川本慎自 室町期における東班衆禅僧の嗣法と継承
竹田和夫 文明〜明応年間における五山領について
山田康弘★戦国期本願寺の外交と戦争

http://www.bk1.co.jp/product/02778262

関西民俗学研究学生連絡会

「卒業論文・修士論文発表会」開催について

 陽春の候、会員の皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、この度「卒業論文・修士論文発表会」ならびに2006年度総会を4月29日(日)に開催する運びになりました。平成18年度に卒業論文・修士論文を提出された方々の貴重な発表ですので、是非ともご出席いただきますようお願い申し上げます。なお、発表会の後、関民連の総会を開きたく存じますので、会員の皆様はそちらもご出席頂き、今後の活動等々に対しましてご意見いただけますようお願い申し上げます。つきましては下記に開催日時、場所などを記しておきますので、ご覧いただけますようお願い申し上げます。

                   記

日時:2007年4月29日(日) 10時開始〜18時終了予定
場所:キャンパスプラザ京都 5階 第4演習室
会費:300円(施設使用代として)

時間:10時〜10時40分 
発表者:柿本雅美
題目:「屋号の継承とその変遷」

時間:10時50分〜11時30分
発表者:秋月俊也
題目:「南北朝期の時衆について−七祖託何を中心に−」

時間:12時20分〜13時00分
発表者:松岡元気
題目:「三瓶山麓民俗誌−火山と水田形状を中心として−」

時間:13時10分〜13時50分
発表者:藤本愛
題目:「大和のオンダ」

時間:14時00分〜14時40分
発表者:高木秀和
題目:「志摩市片田における漁村の村落構造と漁法」

時間:14時50分〜15時30分(卒業論文・修士論文発表会閉会)
発表者:山中健太
題目:「戦後山村における『生活改善』の地域的展開−兵庫県宍粟郡千種町を中心に−」

2006年度 関西民俗学研究学生連絡会 総会
時間:15時50分〜16時50分(延長あり)
議題:「関西民俗学研究学生連絡会名称変更に関して」
    「幹部組織の再編について」

懇親会 (予算:3000−4000円)
時間:17時20分(予定) −

関民連事務局
HP:http://www1.pos.to/~kanminren/

※私ども民衆宗教史研究会の常任委員兼財務局長、秋月俊也氏が報告します。なお同氏の題目における「七祖」とはあくまで藤沢時衆におけるものであり、「託何」というのは同時代史料から確認できない法諱です。ここでは便宜的に用いているものと思量されます。ご諒承下さい。

悪党研究会4月例会

寒暖の差が激しい今日この頃ですが、体調を崩されないよう、ご注意ください。
さて、下記の日程で研究会を開催しますのでよろしくお願いいたします。

【日時】5月2日(水)18:30〜
【会場】調布市文化会館「たづくり」305会議室
【報告者】徳永裕之氏
【題名】中世後期の京上夫の活動
【コメント】中世後期の京上夫の活動を、百姓狂言や、新見荘の事例から検討し、その意味をあきらかにしたい。


※宣伝1※
『日韓交流の歴史』
本年3月、日韓の研究者・教員が10年がかりで完成させた、日本と韓国の歴史の共通認識をさぐるため、先史時代〜現代までを通覧する日韓共通教材としては初の通史となっています。執筆者の一人として本研究会の「楠木武氏」もいらっしゃいます。証書店より2800円(外税)で好評発売中です。是非、ご購入いただければと思います。

※宣伝2※
第10回東京中世史研究会例会のお知らせ
本会の小国氏が下記の研究会でご報告されます。

テーマ)再検討!東京の中世史

東京中世史研究会も回を重ねること10回となりました。ご支援頂きました皆様のおかげと感謝しております。

10回を記念して、シンポジウムを企画しました。文献史学のサイドから東京の中世史の問題点を追究し、考古学との接点を探り、今後の活動の方向性を模索しようというものです。ぜひご参会ください。

              記

【日 程】4月29日(日)10:00am  *終了は16:20を予定
【場 所】府中市郷土の森博物館 大会議室  
   *ご案内http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
【参加費】 300円(資料代・会場費・通信費として)*博物館観覧料200円が必要です。各自、正門でチケットを購入してください。
【報 告】
報告1)今野慶信「中世前期東京地域史研究の成果と課題」 平安末から鎌倉期を通じた東京地域、葛西・豊島・荏原・多摩各郡の地域史研究の現状と課題点を総括する。武士団(秩父平氏、村山党、西党、横山党、大井・品河氏)、郡と荘園・郷村の問題などを取り上げ、東京地域の中世前期史を面的に把握してみたいと考える。特論として横山党を深める予定。
報告2)小国浩寿「中世多摩地域の在地領主について」 中世多摩地域の在地領主が織り成す、その広域な領主間ネットワークの様相と特徴について考えます。具体的には武州白旗南一揆の動向を追いながら、伊奈石板碑との関連について考えてみたいと思います。当日は、考古学や板碑研究の視点からコメントが戴ければ有難いです。
報告3) 齋藤慎一「中世江戸の城・都市・街道」 太田道灌当時の表題3条件の概要を再点検し、北条段階、徳川初期段階へのそれぞれの変遷を素描する。とりわけ、近年調査された! 39F;0d@W$rJ,@O$7!"3yAR39F;O@$N$J$+$K9>8M$r0LCV$E$1$k!#
コメント) 黒尾和久「東京の中世考古学〜現状と課題〜」
お願い)・館内で軽食は可能ですが、昼食の用意をされることをお勧めします。
・参加希望のかたは22日(日)までに下記まで。
 深澤 042(368)7921・府中市郷土の森博物館  
 齋藤 03(3626)9916・江戸東京博物館
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