スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【毎日新聞】リバティおおさか:土地明け渡し求め、市が提訴へ

http://mainichi.jp/select/news/20150707k0000m040138000c.html
毎日新聞 2015年07月07日 10時00分

 大阪市浪速区の大阪人権博物館(リバティおおさか)が市有地の無償貸与を打ち切られた問題で、大阪市は今月中にも、運営する財団法人を相手取り、土地の明け渡しを求めて大阪地裁に提訴する方針を固めた。財団は争う構えだが、訴訟の行方次第では博物館が閉鎖に追い込まれる可能性もある。

 リバティおおさかは1985年、大阪府や市、民間企業が出資する財団が開設した。約6900平方メートルの市有地に建つが、市は「社会教育施設の役割を果たしている」として土地を無償で貸与。固定資産税も免除してきた。しかし、無償貸与は今年3月末で打ち切られ、財団は市有地を不法占拠する状態で運営を続けている。

 きっかけは2012年、橋下徹市長と松井一郎知事が博物館を視察し、「子に夢を与える展示になっていない」と批判したことだ。両氏は行政からの自立を求め、財団への府市の補助金(12年度で約1億6700万円)を13年度に廃止した。

 さらに市は昨年11月、4月以降は無償貸与契約を結ばない考えを財団に伝えた。約2700万円の賃料と約700万円の固定資産税を毎年納めることを土地使用の条件としたが、財団が応じなかったため、市は2月、建物を解体して3月末までに土地を明け渡すよう求めていた。

 朝治(あさじ)武館長は「借地料の減免がないと存続は難しい。交渉に応じず裁判に持ち込むのは乱暴だ」としている。【大久保昂】


[民宗研広報局の解説と意見]
大阪人権博物館は同和対策事業の一環として当時の西浜部落に設けられました。そのため、難波方面から博物館に至るルートもまた差別の痕跡を色濃く残しています。バスもいいのですが、南海電鉄汐見橋線の始発である汐見橋駅から乗って訪ねてみてください。博物館の展示は大変意欲的かつ良い意味で挑戦的なものが多く、観覧者の固定観念を大きくぶち破られるものばかりです。決して部落差別に特化した内容ばかりではありません。こうした社会教育施設に行政がイチャモンをつけ、廃館に追い込もうとすることに愕然とします。この追い込みをかけている勢力とその賛同者が、美辞麗句によって「大阪都構想」を推進し、それが否決された途端に弱者や老人がもつ当然の権利を「既得権益」と汚い言葉で罵っていることにも、博物館潰しと通底するものが感じられます。本会はこの一連の暴挙に断固反対いたします。
スポンサーサイト

【朝日新聞】辺野古予定地に文化財「碇石」か 移設計画へ影響も

http://digital.asahi.com/articles/ASH3F61Z6H3FTPOB002.html

2015年3月14日05時51分

 国が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする同県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海辺で、主に中世の中国船や琉球船などが船のいかりに使った「碇石(いかりいし)」に似た石が見つかったことが、関係者への取材でわかった。碇石なら琉球王国時代の海上交易の状況を知る資料にもなりえる。名護市が詳細な調査を求めた場合は移設計画に影響が出る可能性もある。

 同市教育委員会や、移設作業を進める沖縄防衛局によると、2月と3月に計10日間、市教委職員が専門家らと移設予定地の文化財調査のためシュワブ内に立ち入った。関係者によると、その際、予定地内の海辺で、碇石に似た長さ1メートル近い石が見つかった。現在はシュワブ内の建物で保管されているという。

 市幹部は「貴重な発見であれば、周辺の本格的な調査などを求めていくことになる」と話す。シュワブ内の調査には米軍の許可が必要だが、移設作業に影響する可能性がある。市が許可を求めた場合、移設を進めたい米側がどう対応するかは不透明だ。沖縄防衛局は「見つかったものについては現在、名護市教委がまとめており、詳細は把握していない」としている。

 沖縄県立博物館・美術館によると、碇石は木製のいかりを海に沈めるための重りで、主に中世の中国船や琉球船などが使った。細長い直方体の石の両端を削った形が一般的で、長さ数十センチ~3メートル程度のものが多い。国内では九州・沖縄を中心に発見されており、沖縄ではこれまでに7点見つかっている。(泗水康信、岩崎生之助)

【時事通信】博士号取り消し該当せず=「草稿提出」過失を認定-小保方氏の学位論文・早大調査委

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014071700665

 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2011年に早稲田大大学院で博士号を取得した論文について、早大の調査委員会(委員長・小林英明弁護士)は17日、文章や実験画像の流用は誤って草稿が提出されたことが原因で、博士号の取り消し規定に該当しないとの調査報告書をまとめた。
 早稲田大の鎌田薫総長は記者会見で「報告書の結論を慎重に吟味するが、そのまま学位論文として存続させることは困難」と述べ、取り消しや取り下げ、審査のやり直しなどを検討する考えを示した。
 報告書の概要によると、博士論文には序章部分の流用や実験画像の間違いなどがあったが、この論文は小保方氏が11年1月に指導教授らによる公聴会に臨む前の草稿が誤って製本され、大学に提出されたものだった。
 調査委は小保方氏から「当時完成版として提出しようと思っていた」とする論文を提示され、流用などの部分を過失と認定した。
 早大は学位取り消しの要件を「不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明したとき」としており、調査委は小保方氏の行為は規定に該当しないと結論付けた。
 博士論文は、今年1月末に英科学誌ネイチャーで論文を発表し今月2日に撤回されたSTAP細胞研究の基礎となる内容。
 小林委員長は、博士論文の実験内容は小保方氏が米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授の研究室に留学中に行われ、米科学誌ティッシュ・エンジニアリングに論文が掲載されたことから「実在性はあると認定した」と説明した。ただ、バカンティ教授の聴取はできなかったという。
 報告書は、早大に完成版の博士論文を確認する体制がないのは制度上の欠陥だと指摘。草稿であっても不正行為を指摘して修正させるべきで、「非常に重い責任がある」と指摘した。(2014/07/17-19:32)


 どう考えても学位剥奪が妥当な案件がうやむやのうちに処理されてしまいました。
 「草稿がそのまま提出されてしまった」というのなら、どうして小保方氏は明るみに出るまで完成版を手許でそのままにしていたのでしょうか?普通に考えて通用するような弁明ではありません。
 こんなことでは真面目に学位論文を執筆してきたこれまでの博士と、早稲田大学で真面目に研究する(してきた)人々の価値を貶めることになります。
 早稲田大学は世界と後世に対して大きな禍根を残す失態を犯してしまいました。強く抗議するとともに、記録のためここに記事を保存しておきます。

真宗大谷派:門首後継に暢裕氏…ブラジル国籍の物理学者

http://mainichi.jp/select/news/20140405k0000e040184000c.html

毎日新聞 2014年04月05日 12時00分(最終更新 04月05日 13時54分)

 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)が大谷暢顕(ちょうけん)25代門首(84)の後継者として、暢顕氏のいとこの大谷暢裕(ちょうゆう)氏(62)に就任を要請し、本人が受け入れたことが5日、宗派関係者への取材で分かった。早ければ今月中にも宗務総長らによる「継承審議会」が開かれ、正式に決定する見通し。

 真宗大谷派は門首を「象徴」と位置付け、宗祖親鸞の血を引く男子がその座を受け継ぐことを原則としている。暢裕氏は、1996年に就任した暢顕門首の父光暢(こうちょう)前門首(法主)の弟で、南米開教使だった暢慶(ちょうけい)氏の長男。ブラジル国籍を持つ物理学者。

 光暢前門首には4人の男子がいたが、いわゆる「東本願寺紛争」で暢顕門首を除く3人が宗門を離脱した上、暢顕門首に子供がいないため後継者が未定だった。暢裕氏は門首に男の子孫がいない場合に継承される「最近親の血統の男子」に当たり、2011年に門首を補佐する「鍵役」に就任していた。【花澤茂人】

【讀賣新聞】長時間労働でうつ…料理長、世界遺産の寺を提訴

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140123-OYT1T00227.htm?from=ylist

 世界遺産・仁和寺(京都市右京区)が境内で運営する食堂に勤務する男性料理長(56)が、長時間労働でうつ病を発症したとして、同寺を相手取り、慰謝料や未払い賃金計約1800万円の支払いなどを求める訴訟を京都地裁に起こしたことがわかった。22日の第1回口頭弁論で、寺側は請求棄却を求めた。

 訴状では、料理長は2004年から宿泊施設「御室会館」の食堂で勤務し、05年から料理長として調理や献立作成などを担当。遅くとも11年以降、時間外労働が月100時間を超えることが常態化し、月200時間以上になることもあったという。料理長は09年にうつ病を発症し、12年から休職中。13年7月には労基署から労災認定された。

(2014年1月23日08時02分 読売新聞)

【しんぶん赤旗】秘密保護法案 日本歴史学協会が反対 「真実の検証が不可能に」

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-21/2013112115_02_1.html

 主要な歴史学関係47団体が加盟する日本歴史学協会(日歴協=廣瀬良弘会長)は19日、「特定秘密保護法案」に反対する緊急声明を発表しました。

 声明は、「本法案が示す軍事優先の姿勢は、憲法の平和主義の原則とは本来両立し得ない」と指摘。

 法案は、「秘密」の範囲を行政の長が恣意的に決められ、秘密指定期間も延長可能であるばかりか、「『特定秘密』文書の公開が担保されておらず、防衛省の『防衛秘密』が秘密保持期間を過ぎた後に廃棄された」ように、「歴史の真実の検証が不可能になり、歴史研究にとって大きな妨げとなる」と強く反対しています。

 日歴協は、戦前の軍国主義への反省に立って、平和で民主的な社会の建設を願い、歴史学の発展をめざして1950年に発足しました。

 同協会の「学問思想の自由・建国記念の日問題」特別委員会の服藤早苗委員長は、「歴史的な資料が、恣意的に『秘密』とされ、破棄され、資料を入手しようとすると罰せられる可能性がある。公文書は国民の財産として秘密にせず、保管と公表のルールをきちんとつくるべきです」と語っています。


本会もこの声明に全面的に賛同いたします。ニーメラーの警句を思い出したいものです。

【日本放送協会】少年の宝物 実は国の重要文化財だった

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131008/k10015128681000.html

神戸市の小学6年生の男の子が、4年前に自宅近くの公園で見つけて「宝物」として保管していた破片が、国の重要文化財に指定されている古墳時代の青銅鏡の一部だったことが分かり、8日、神戸市から男の子に感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、神戸市灘区の西灘小学校6年の佐野翔梧君です。
佐野君は、3世紀後半の「西求女塚古墳」がある自宅近くの公園で、4年前の平成21年1月、長さ5センチ、幅3センチほどの青色の破片を見つけ、「宝物」として机の引き出しで保管していました。
しかし、ことしになって小学校の社会の授業で学んだ古墳時代の青銅鏡に似ていることに気付き、小学校を通じて市の教育委員会に申し出て、専門家による調査が行われました。
その結果、昭和61年に「西求女塚古墳」の調査で、一部が見つかり平成17年に国の重要文化財に指定された「西求女塚古墳1号鏡」の破片だったことが分かったということです。
佐野くんは「公園で見つけたときからすごいものだと思って大切に保管していましたが、謎のかけらが歴史的な発見だと分かって、とてもうれしいです」と話していました。
この破片は神戸市に寄贈され、今月16日から市の埋蔵文化財センターで展示されることになっています。

【讀賣新聞】世界遺産の琉球聖地、マナー悪く男子禁制を検討

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130920-OYT1T00198.htm

 琉球王国時代(1429~1879年)の聖地で世界遺産の「斎場御嶽せーふぁうたき」(沖縄県南城市)で、観光客の増加に伴い、立ち入り禁止の祭壇に上がったり、大声で騒いだりするなどマナーの悪さが目立っている。

 斎場御嶽は住民の信仰の場で、「沖縄の精神文化の象徴」とされる。管理する市は「単なる観光地ではなく、神聖な場所だと理解してもらいたい」として、かつてのしきたりにのっとり、男子禁制とする検討を始めた。

 市観光協会によると、年間1万~2万人だった斎場御嶽の入場者は世界遺産登録やパワースポットブームなどで、昨年度は約43万8000人にまで急増した。

 観光客による“悪行”も目立つようになり、礼拝に訪れた人の横で大声を出したり、御嶽を「滝」と勘違いして水着姿で訪れる人までいたりするという。ガイドの普天間栄進さん(75)は「最近は純粋に祈りに来る人が減っている。信仰の場として世界遺産に選ばれたのに本末転倒です」と嘆く。

(2013年9月20日11時06分 読売新聞)

【讀賣新聞】高野山真言宗など、お布施含む資産18億円損失

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130911-OYT1T01335.htm

 宗教法人・高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)の添田隆昭宗務総長は11日、同法人など5法人による資産運用の損失額が約18億円だったことを明らかにした。


 今年2月、お布施を含む資産を外国債の購入などに充てて損失が生じたことが発覚。その後、弁護士や公認会計士らでつくる外部調査委が全容を調査し、2002~13年3月の損失額を3億5400万円としたが、集計が間違っていたという。

 添田宗務総長がこの日、宗派の議会にあたる「宗会」の一部の議員が集まる会議で説明。「厳正に対処したい」とした。

(2013年9月11日22時50分 読売新聞)

【信毎】一遍上人ゆかりの湧き水整備 松本・四賀の住民「新たな名所に」(2013年6月14日)

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_247503

 鎌倉時代の時宗の開祖、一遍(1239~89年)が遊行中に口にしたという水を伝えたい―。

 松本市四賀地区の保福寺(ほふくじ)町に伝わる逸話を基に、住民有志「勇士の会」が、上田市丸子町、青木村との境に位置する保福寺峠(1345メートル)下の湧き水「一遍水(いっぺんすい)」の周囲を整備した。13日、地元社会福祉協議会に登録するボランティアら約40人が集まり、周辺のごみ拾いをし、一遍水を使って流しそうめんを楽しんだ。

 「勇士の会」によると、遊行のため保福寺峠を通った一遍が峠の茶屋に寄った際、近くで湧き水を口に含んだ。その水がおいしかったことから「一遍水」と名付け、「南無阿弥陀仏の名号を唱えてこの水を飲めば救われる」と説いた―と伝えられている。

 勇士の会の佐藤弘直さん(72)は10年ほど前、逸話を基に湧き水を探したところ、市有地にある大きな岩石の下から湧き出る水を発見。検査機関で分析してもらい、飲料に適していることが分かった。2011年、一遍水を多くの人に知らせようと、地元住民17人で「勇士の会」をつくり、周辺を整地し、あずまやと看板を整備した。

 13日に参加した社協ボランティアの皆川みつ子さん(84)は「青木村に抜けるため、昔はよく歩いた道。一遍水は話には聞いていたが、飲んだのは初めて。冷たくておいしい」と言い、そうめんを味わった。水場からは北アルプスの眺望も良く、佐藤さんは「景色と水と合わせて、新たな名所になればいい」と話した。

飯綱と一茶の関わり、漫画で紹介 町広報紙の連載を冊子に

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_232983


(2012年11月28日)

 飯綱町のいいづな歴史ふれあい館は、隣接する信濃町出身で江戸時代の俳人小林一茶(1763~1827年)と飯綱町の人々との関わりを漫画で紹介しようと冊子にまとめた。同館学芸員の小山丈夫(たけお)さん(43)が原作を考え、町広報紙に連載していた物語。来年の一茶生誕250年を前に、親しみやすい漫画を通して一茶に関心を持ってほしいと考えている。

 A4判24ページ、白黒。町が毎月発行している広報紙に連載中の「マンガ 飯綱今昔(こんじゃく)物語」から、「俳人一茶と飯綱町の人々」と題して昨年1月から1年間掲載された作品全12話を収録した。同町赤塩の漫画家小林浩道さん(50)が絵を担当している。

 江戸の飛脚問屋に所属し、一茶が信頼して手紙や荷物をよく託していたという同町小玉出身の飛脚「団七(だんしち)」や、遺産相続で弟らと争っていた際に一茶の心の支えになった同町赤塩で酒造業を営んでいた豪農「滝澤可侯(たきざわかこう)」らとのやりとりなどを紹介。小山さんによると、掲載に当たっては一茶に関する史料などから、会話の内容や服装などをできるだけ忠実に再現するように心掛けたという。

 小山さんは「江戸で活躍した一茶と付き合っていた人が町に大勢おり、その関わりの中でさまざまなことを学んでいた姿を思い浮かべてほしい」と話している。

 同館で1冊100円で販売している。問い合わせは同館(電話026・253・6646)へ。

(提供:信濃毎日新聞)


時衆や善光寺の研究でもおなじみの小山丈夫氏監修の冊子が刊行されました。歴史館は飯山線牟礼駅から徒歩で少し掛かりますが、道中には中世の時衆ゆかりの地蔵など、さまざまな文化財や風景を堪能することができます。ぜひ一度はお訪ね下さい。受付で「民宗研ブログ見ました!」と一言いうと、別に特典はありません。

【大阪日日新聞】大数珠に願い 大阪・大念佛寺「百万遍会」

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/130117/20130117023.html

2013年1月17日
 大阪市平野区の融通念佛宗総本山大念佛寺(倍巌良舜法主)で16日、伝統行事「百万遍会(え)」が盛大に行われ、大勢の参詣者が巨大な数珠を繰りながら厄よけなど所願成就を祈願した。

 1人の念仏の功徳が千人、万人と融通し壮大な功徳を生むという教えを表す行事。“億百万遍会”とも呼ばれ、1、5、9月の16日に行われている。

 本殿(登録有形文化財)内では、ケヤキの玉(直径約7センチ)5400個をつなげた大数珠が上部からゆっくりと床に下され、四隅に数珠用の滑車を設置。四辺に連座した参詣者が念仏を唱(とな)えながら一様に玉を繰っていった。

 同寺・畳講の講元を務める坂上治作さん(81)は「毎回参加しているが、年の最初の百万遍会は格別な思い」と、はつらつと話していた。参詣者は数珠繰りの後、倍巌法主から身体堅固の祈とうを受け、お札を授かった。

【日本經濟新聞】全国のカップルが注目 京都社寺での結婚式なぜ人気

http://www.nikkei.com/article/DGXNASIH28001_Y2A221C1AA2P00/

2013/1/12 6:30

 東京の友人から結婚式の招待状が届いた。場所は京都の上賀茂神社、披露宴は老舗料亭だ。新郎新婦とも京都にゆかりはない。尋ねると「世界遺産で式を挙げたくて」。最近、京都の挙式が人気なのかも。調べてみた。

■上賀茂神社の挙式数、5年で5割以上増加

 式当日。紋付き羽織はかまの新郎と、色打ち掛けの新婦に続き、重要文化財の細殿へ。祝詞奏上、三三九度、指輪交換が、雅楽の生演奏の中で執り行われる。神職の先導で、普段は入れない本殿も参拝。張り切って着物姿で参列した友人たちは大はしゃぎだ。
◇            ◇

 上賀茂神社の挙式件数は2011年度約700件。5年で5割以上増え、府外のカップルも多い。「和婚ブームで、婚礼業者がPRした効果」という。同神社の指定業者の1つ、エルエスティ(京都市)に向かった。

 同社が「京都の和婚」をテーマにした婚礼サービスを始めたのは約10年前。谷口聡社長は「当時は明朗な価格設定で、和装、神社仏閣での挙式、料亭での披露宴を丸ごと提供している業者がなかった」。

 上賀茂神社(挙式料10万円)、下鴨神社(同8万円)、知恩院(同20万円)などでの挙式サービスを提供。白無垢(むく)なら20万円、色打ち掛けなら26万円で、衣装レンタル、着付け、ヘアメーク、移動車をセットにしたプランが受け、今では年間約500組の挙式を手掛ける。09年には東京にも出店した。

■観光にも便利、京都は絶好のリゾート地

 一方、全国をターゲットにしたのが大手のワタベウェディング。竹本啓太・京都本店支配人は「京都は絶好のリゾート地」と話す。

 同社は約40年前、ハワイなど海外リゾートの挙式を提案、広めたことで有名。国内では沖縄、軽井沢などでサービスを手掛けていたが、和婚人気の高まりを受け、05年に京都も加えた。

 観光に良い、和装が絵になる、などの理由で選ぶ例が多く、約6割が京都府外在住のカップルだ。親族を中心に20人前後の会が一般的で、費用は披露宴も含めて100万円程度。会場は世界遺産の上賀茂神社や下鴨神社が人気だ。

 海外を選ぶカップルの中心は20代半ばだが、京都は30歳前後が中心。「ドレス姿の女性はかわいい印象。神社で着物を着た女性はしっとりと美しい。大人の女性に似合います」と竹本支配人。「京都の神社仏閣は別格。本格志向の方が好みます。晩婚化で人気はさらに高まるでしょう」

 法事や葬儀の印象が強く、神社よりハードルが高そうなのが寺院。動向を知るため、10年以上前から寺院での婚礼サービスを手掛ける京鐘(京都市)を訪ねた。

■9割が京都府外、30~40代が中心

 同社の提携先は延暦寺、泉涌寺、清水寺など約20寺院。挙式料は神社が3万~15万円程度だが、寺院は10万~50万円程度だ。式次第は宗派により若干異なるが、念珠の授与や参列者による般若心経の読経などがある。「人生の大切な儀式ととらえ、静かに挙式したいカップルが選ぶ」と辻順子社長。9割が京都府外のカップルで、30~40代が中心。宗派より、建物や庭のたたずまいを気に入り、申し込むケースが目立つ。

 檀家でないのに式をお願いするのは気が引けるが、寺院はどう考えているのか。浄土宗の大本山、金戒光明寺に疑問をぶつけると、執事長の芳井秀教さんが答えてくれた。

 「仏様とご先祖様に結婚を報告するのが仏前式。人の苦しみを取り除くのが我々の使命で、安らかで幸せな生活の手助けができるならうれしい限り。寺院はそんなに堅苦しいところではありません」。現在は春と秋を中心に、年10組弱が利用する。CMにも使われた見事な庭で写真を撮ったら、さぞ映えるだろう。

 結婚情報誌「ゼクシィ」の調査では11年度の挙式形式は、キリスト教式が58%、人前式が24%、神前式が16%、仏前式が1%。ここ10年でキリスト教式が減り、神前式などの人気が高まっている。未婚の女性は、京都観光のついでに、理想の会場を探してみてはいかが。
(大阪・文化担当 佐々木宇蘭)
[日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2013年1月9日付]

ファンモンが電撃解散を発表、DJケミカルが実家のお寺継ぐため決断。

http://www.narinari.com/Nd/20121119747.html

“ファンモン”の愛称で親しまれている音楽グループ・FUNKY MONKEY BABYSは11月29日、電撃解散を発表した。解散の理由はメンバーのDJケミカルが「実家であるお寺の住職になる為の準備に入ることになり、これまでのように音楽活動を続けることが困難」になったためとしている。

公式サイトおよび公式ブログの29日付けエントリー「ファンの皆さまへ」では、まず、「2004年の結成以来、皆さまのお力添えのお陰で、ここまで充実した音楽活動をしてくることが出来ました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉をつづった上で、「本日、皆さまにお伝えしなければならない事がございます」とし、解散を発表した。

解散の理由は「DJケミカルはその実家であるお寺の住職になる為の準備に入ることになり、これまでのように音楽活動を続けることが困難になりました」と説明。脱退ではなく、グループ自体の解散の道を選んだことは「メンバー、スタッフ全員で何度も話し合った結果、やはりDJケミカルのいないFUNKY MONKEY BABYSはFUNKY MONKEY BABYSではないという結論に達しました」としている。

時期については「2013年に開催する全国ツアー『WE ARE FUNKY MONKEY BABYS TOUR』をもって解散することになりました」とのこと。そしてエントリーの最後は「ファンの皆さまには、さびしい思いをさせてしまいますが、解散しても、3人の皆さまに対する感謝の気持ちと、志は変わりません。これからの残りの時間、悔いの残らぬよう精一杯頑張らせていただきます。皆さま、宜しくお願い申し上げます。ツアーでは最高の笑顔でお会いしましょう!」との前向きな言葉で結んでいる。

FUNKY MONKEY BABYSは、ファンキー加藤、モン吉、DJケミカルの3人組グループ。2004年に結成し、2006年にジャケットに東国原英夫元宮崎県知事(当時そのまんま東氏)を起用したシングル「そのまんま東へ」でメジャーデビューを飾ると、以降は順調な音楽活動を展開、11月21日に発売された最新シングル「サヨナラじゃない」を含め20枚のシングルと、12月26日発売のアルバム「ファンキーモンキーベイビーズ5」を含め5枚のオリジナルアルバム、1枚のベストアルバムを発表している。また、NHK「紅白歌合戦」には2009年の第60回から連続出場中で、今年も4度目の出場が決定した。

DJケミカルは1982年生まれ、東京・八王子出身。DJとして確たる腕前を持ちながらも、FUNKY MONKEY BABYSのライブやテレビ出演時などには、基本的にパフォーマンスに終始しており、独特かつ抜群の存在感を放っている。実家がお寺であることはファンの間でもよく知られ、公式サイトのプロフィールでは「八王子のお寺の住職の息子として生まれる。週末にはアルバイト副住職として実家のお寺でお経をあげている」と紹介。今年4月8日(釈迦の誕生を祝う花祭りの日)には5年間の交際を実らせ、一般女性と入籍した。


DJケミカルこと田野倉智文氏は、八王子市内にあるI上人を開祖とするJ宗のH寺の副住職。今後はJ宗が得意とする声明や踊り念仏、連歌で活躍されることでしょう。

【毎日新聞】弘前東照宮:経営破綻 市、経費検討後に本殿寄付を受け入れへ /青森

http://mainichi.jp/feature/news/20121002ddlk02040117000c.html

毎日新聞 2012年10月02日 地方版

 破産した東照宮(弘前市笹森町)の第2回債権者集会が1日、青森地裁弘前支部であった。

 破産管財人の三上和秀弁護士が神社境内にある国指定重要文化財の本殿について、無償譲渡を弘前市が受け入れたことを報告。本殿底地を所有する東京都の不動産会社ら債権者からは特に異論がなかったという。

 集会後、三上弁護士は「今後、寄付(無償譲渡)手続きをできるだけ早く進めてほしい」と市側に要望。これに対し、小野俊彦・市教委文化財保護課長は「現在地で修繕した場合と、移築した場合の文化的価値や経費などの不確定要素が残っている。本殿をどう利活用するか検討した上で寄付を受けたい」と述べた。【松山彦蔵】


宗教法人が破産した場合、文化財としての価値が認められた場合、債権者の私権を制限できるようにしないと大変なことになると思われます。今回はたまたま本殿は保護されそうですが、それ以外の施設は解体されてしまいそうです。

【しんぶん赤旗】侵略反省 平和誓う 本願寺派が全戦没者法要 総長と市田氏懇談

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-19/2012091914_03_1.html
2012年9月19日(水)

 浄土真宗本願寺派(西本願寺教団)は18日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で、第32回全戦没者追悼法要を行い、全国から1600人が参列しました。

 法要は、「日本の侵略戦争に協力した私たちの宗門の過ちを反省し、慚愧(ざんき)の思いをもって、戦争のない世界を築くという願いのもと、平和への誓いを新たにする」(同法要委員会)との思いで、日本が侵略戦争の口火を切った「満州事変」の発端となった柳条湖事件(1931年)の日に開かれています。

 橘正信総長が恒久平和の実現を願う「平和宣言」を発表。同宣言では、東京電力福島第1原発事故にふれ、原爆の被害の苦しみを忘れて平和利用の名の下に原子力開発を進めたことが人類存亡の危機を招いてしまった象徴的事例だとのべています。

 日本共産党の市田忠義書記局長、笠井亮衆院議員、田村智子参院議員をはじめ、各党国会議員が焼香し、紹介されました。

 法要に先立ち、市田氏と橘総長が懇談。橘総長が龍谷大学(京都市)の学生だった時に市田氏が同大学図書館の司書だったことなど、なごやかに話しました。市田氏が「戦没者の追悼法要を長い間やってこられたのは素晴らしいことです」とのべ、橘総長は「継続は力なりです」と応じました。


記事のうちいくつか興味深いところを太字にしました。3カ所目の太字、本願寺派はこれまで長く自民党、民主党を支援し、参院比例区から組織内議員も出してきました。本願寺派と日本共産党は同宗連などで厳しく対立してきた歴史があります。今回の出来事が単なる儀礼的なつきあいか、より深い関係に発展するのか、注目されます。

【産經新聞】八潮市の全国唯一の地名「垳」、区画整理で消滅の危機 地元住民が保存の動き

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120509/stm12050922100010-n1.htm

2012.5.9 22:08

 日本でただ一つ、「垳(がけ)」という国字(和製漢字)を使った地名である埼玉県八潮市垳(がけ)地区で、区画整理のため約7割の部分が新しい地名に変更される。この動きに、「由緒ある地名を守ろう」と地元住民らが立ち上がった。13日には専門家を招いて地元で勉強会を開催、地名保存に向けた機運を盛り上げたい考えだ。(安岡一成)

 八潮市によると、垳地区はつくばエクスプレス八潮駅から徒歩約10分の位置にあり、中川と垳川に接した約0・5平方キロの地区。現在は約640世帯約1500人が住む。標高の低い位置にあり、川の水で土砂などが流されることが多い場所だったことから、土が流れて行く様子を示した国字である「垳」の字が充てられた-と伝えられている。

 昭和53年に「垳」の字が「JIS(日本工業規格)漢字コード」の「第2水準」に採用され、パソコンの文書作成ソフトやワープロでも使えるようになったのは、「垳」の字が国内で唯一、この地区で地名として使われていたという背景もあるという。

 市によると、市内のつくばエクスプレス沿線では現在、市と県、都市再生機構(UR)による区画整理事業が進められており、事業が完了した地区には新しい地名が付けられている。垳地区でも平成9年から区画整理事業が進められており、来年には一部が完了。31年には地区の約7割の部分が周辺の大原、大曽根など4つの地区とともに1つにまとめられ、新しい地区が完成する予定だ。

 市では昨年、住民の代表者らで構成する市長の諮問機関「町名作成委員会」を立ち上げ、同9月にこの地区の新しい地名を住民から公募した。しかし、応募があった名前の中には「垳」は1件もなかった。市は今年1月、「青葉」「桜町」など7つの候補を住民に提示、この段階になって初めて「垳という地名を残してほしい」という要望が出たという。結局、同委員会は3月、新地名の候補を「青葉」と決定した。市議会の議決を経て正式決定する。

 4月に「『垳』を守る会」を結成した大学職員、昼間良次さん(38)は、「地名はその土地で暮らした人の生活や地形など、歴史が刻まれた文化遺産ともいえる大切なもの。さらに『垳』は全国でここだけにしかない貴重な地名だ。3割は今の名前で残るというが、いずれ区画整理の対象になりうるし、一部を残せばいいというものではない」と訴える。

 また、昼間さんは「市も住民に知らせる際は地名変更ありきだった。この地区を『青葉』とする理由も乏しい」とも指摘。一方、市の担当者は「新しい地名は地元の代表者らが民主的に決めたこと」と反論する。

 昼間さんらは13日に地元の垳町会公民館(八潮市垳180-1)で、言語学者や歴史学者らを招いて勉強会を開催する。「垳地区の住民でも歴史を知らない人も多いので、まずは知ってもらうことから保存につなげたい」と昼間さん。午後2~4時、参加無料。


地名はきわめて重要な無形文化財です。後代の人間の勝手な都合で消し去ることは絶対に許されません。
埼玉県八潮市役所当局は、「垳」地名を残すべきであり、本会は、「垳」地名を守る市民運動を全面的に応援します。
「垳」を守る会では、現在署名運動を行っています。詳しくは同会サイトhttp://gake840.blog.fc2.com/まで。

【産經新聞】県有施設の原則全廃など盛る 神奈川臨調が中間取りまとめ

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120718/kng12071820260021-n1.htm

2012.7.18 20:25

 神奈川県の緊急財政対策本部の外部調査会(神奈川臨調)は18日、原則として県有施設を全廃することを盛り込んだ中間意見をまとめた。補助金・負担金の一時凍結のほか、人件費の大幅削減を求めている。黒岩祐治知事は同日の定例会見で「来年度当初予算編成の過程で一つ一つ検討する」と述べた。

 中間意見は、県の財政状況を「企業であれば破綻寸前」と指摘。財政健全化に向け、知事の残る任期の3年間に県有施設を原則全廃の視点で見直すよう提言した。

 県民利用施設のうち直営施設は、当初の設置目的が薄れた施設を廃止。利用実績が低下したり民間や市町村の類似施設のある所は、廃止か独立採算などによる負担軽減を図るべきだとした。県営住宅も、市町村営との重複や民間の空き家率上昇を指摘し、借り上げ方式などへの転換を挙げた。

 補助金も「ゼロベースからの見直し」を提言。長期継続や少額の補助金を原則廃止とし、民間団体への運営費補助も廃止と団体の自立経営を求めた。

 神奈川臨調のこれまでの議論に対しては、議会などから「拙速だ」「現場が混乱する」と批判が続出。座長を務める増田寛也元総務相は「大事なのは今後の進め方。知事の手腕が問われる」と話した。


記事本文にはふれられていませんが、神奈川県立歴史博物館や金沢文庫が存続の危機に立たされています。
本会は下記の声明に同意します。文化行政の後退はあってはなりません。
「許せません!県民サービス切り捨ての「神奈川臨調」
草の根の県民運動との共同で撤回させましょう」
http://www.jcp-kanagawa.jp/wp-content/uploads/2012/08/ed03433c5b51.pdf

【讀賣新聞】世界遺産候補の「古墳」、ただの「塚」だった

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120126-OYT1T00834.htm?from=osusume

 大阪府などが世界文化遺産登録を目指す「百舌鳥・古市古墳群」(4世紀後半~6世紀前半)の構成資産候補とされていた堺市内の「古墳」2基が、中世以降に土を盛って築かれた「塚」であることが、堺市教委の発掘調査で分かった。


 2基はすでに候補から除外された。同古墳群には、日本最大の「仁徳陵古墳(大山古墳)」をはじめ、周辺の87基が資産候補に挙げられているが、調査を必要とする古墳が多く、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)への正式推薦までに、さらに絞り込まれそうだ。

 大阪府立大の敷地内にある「聖塚古墳」と、南西約500メートルの「舞台塚古墳」。いずれも小規模ながら、皇族が葬られた陵墓の可能性がある大型前方後円墳「ニサンザイ古墳」(5世紀後半頃)の近くに位置することから、同古墳の被葬者の臣下らが葬られた同時期の古墳とみられてきた。

 このため、府などは2007年、この2基を含め、堺、羽曳野、藤井寺の3市に広がる前方後円墳42基、方墳22基、円墳23基を、文化遺産を構成する古墳の候補として文化庁に提案。ところが、09年度に市教委が初めて聖塚古墳を発掘調査したところ、墳丘とみられていた部分(高さ約1・5メートル)の最下層から、江戸時代の磁器が出土し、18世紀以降に土を盛ってつくられたことが判明。舞台塚古墳からも、13世紀頃のものとみられる土器が見つかり、市教委は、いずれも古墳の可能性が極めて低いと判断した。
87基未調査のものも 同古墳群は、文化庁が10年に世界文化遺産の国内候補地リストに入れ、府と3市は、15年の登録を目指している。府と3市は現在、世界遺産への正式推薦に備え、ユネスコに提出する推薦書に記載する構成資産を精査中で、今後、候補に挙げた87基のうち、宮内庁が管轄する陵墓を除き、未調査のものなど約10基について発掘を進める予定。登録が実現すれば、大阪では初の世界遺産となる。

(2012年1月26日18時04分 読売新聞)


「ただの「塚」だった」という見出しに、悪意と中世以降の文化財に対する無関心を感じてしまいます。
中・近世の塚、というのも、庶民信仰を知るものとして世界遺産の価値があると思うのですが…。

【朝日新聞】もんじゅの名、許されるのか 永平寺の僧が原発シンポ

http://www.asahi.com/national/update/1029/OSK201110290085.html


 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)で修行僧を指導する僧らからなる寺内組織「禅を学ぶ会」が11月2日、「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方」と題したシンポジウムを開く。生まれ来る命にも思いを寄せた釈迦(しゃか)の言葉を引き、放射性廃棄物という「負の遺産」を子孫に残していいのか問いかける。

 燃やした核燃料より多い燃料用のプルトニウムが得られるとされた高速増殖原型炉「もんじゅ」、日本が独自に開発を進めていた新型転換炉「ふげん」の名は、1970年、動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)の幹部が、知性と実践を象徴する文殊(もんじゅ)と普賢(ふげん)の両菩薩(ぼさつ)から取った。

 「文殊菩薩の智慧(ちえ)は仏教の智慧であり、科学知識とは違う。許される名前ではなかった」と、同会の西田正法事務局長は話す。仏教者として菩薩と世間におわびしたい思いから、シンポジウムを企画した。

 釈迦は「すでに生まれているものでも、生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは幸福であれ」と説いたという。原発を動かす限り、半減期2万4千年のプルトニウム239が生み出され、子孫に残される。西田事務局長は「『私たちさえよければ』という欲に支えられた利益を漠然と享受してきたことを自覚し、一人ひとりが生き方を選ぶためのシンポジウムにしたい」。

 午後1時~同3時40分、永平寺町山の「四季の森文化館」で。同県小浜市の明通寺住職、中島哲演さんや、避難を余儀なくされた福島県飯舘村の酪農家長谷川健一さんの講演のほか、作家・朴慶南(パク・キョンナム)さんを交えたパネルディスカッションがある。定員400人、入場料500円。申し込みは、同会事務局(0776・63・3456)。(荻原千明)


以前取り上げた、反原発を訴えたために80歳を過ぎて宗門を除籍された僧、高田良幻を思い出します。かれら少数者の警句は、いつも世の人々は気づかないものです。

【毎日新聞】市川亀治郎さん:19日、遊行寺で成功祈願--初主演「小栗判官」 /神奈川

http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110917ddlk14040089000c.html?inb=yt

 藤沢市は16日、東京・新橋演舞場で10月に開催される芸術祭花形歌舞伎で「当世流小栗判官」を初主演する市川亀治郎さん=写真・松竹提供=が、ゆかりの時宗総本山・遊行寺(同市西富)に公演成功の祈願に訪れると発表した。

 物語の主人公、小栗判官と恋人・照手姫の窮地を救ったのが遊行上人で、同寺子院の長生院は、判官没後に尼となった照手姫が判官と十勇士の菩提(ぼだい)を弔ったとされ、中世・説経節や江戸・歌舞伎にしばしば登場する。

 亀治郎さんが訪問するのは19日午前11時半ごろ。判官と照手姫の墓に参った後、同寺の御本尊前で祈とうする。

 「小栗判官」は亀治郎さんの伯父、三代目市川猿之助さんの当たり役。艱難(かんなん)辛苦を乗り越え、親の敵討ちをするラブストーリー。宙づりの天馬に2人またがり敵討ちに向かう場面が一番の見せ場だ。

 10月2~26日の夜の部公演。問い合わせは同演舞場(03・3541・2600)へ。【永尾洋史】
* * * * *
大河ドラマ「風林火山」で怪演をみせた亀治郎氏が遊行寺を公式参拝しました。小栗判官といえば時宗、小栗判官といえば、癩者・乞食です。歌舞伎役者もかつて河原○○とよばれていて親和性は高いといえます。じつに興味深い取り合わせです。

【時事通信】最古の暦、大刀に銘文=「庚寅」、570年か-日本書紀裏付け・福岡

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&rel=j7&k=2011092100320

 福岡市教育委員会は21日、同市西区の「元岡古墳群G6号墳」(7世紀中ごろ)から、570年とみられる干支(えと)の「庚寅(こういん)」などと刻まれた象眼大刀(たち)が出土したと発表した。554年に百済から暦がもたらされたとする日本書紀の記述を裏付けるもので、市教委は「暦が実際に使われたことを示す史料では国内最古といえる」としている。
 市教委埋蔵文化財第2課によると、大刀は鉄製で長さ75センチ。表面がさびており、X線撮影で刀身の背の部分に文字が刻まれていたことが分かった。銘文は「大歳庚寅正月六日庚寅日時作刀凡十二果■」(■は「練」の可能性)の19文字。「庚寅の年の正月6日に、この刀を作った。12回練り鍛えた」と読める。
 日本書紀によると、日本は553年、百済に暦博士の派遣を招請し、554年に来日した。この時もたらされた暦は、中国・南北朝時代の宋の時代(5世紀)に使われ始め、その後朝鮮半島や日本に伝わった「元嘉(げんか)暦」と考えられている。元嘉暦を基にすると、570年と1月6日の干支は庚寅になるという。
 銘文入り刀剣の出土は全国で7例目だが、文字数としては稲荷山古墳(埼玉県)の国宝鉄剣(115文字)などに次いで4番目。
 6号墳では、古墳時代で国内最大級の銅鈴(全長12センチ)も見つかった。同課は「大きな権力を持つ有力者の墓と考えられる」と説明している。
 坂上康俊九州大教授(日本古代史)は記者会見で、「大刀は大和政権の大王から功績をたたえられて下賜された可能性があり、その場合は対半島政策か磐井の乱後の九州統治のいずれかとの関わりで授与されたとも考えられる」との見解を示した。(2011/09/21-18:48)
* * * * *
銘文入り鉄剣・鉄刀は圧倒的に数が少なく、まことに興味深い発見です。大陸・半島を含め、総合的に研究することが求められます。にもかかわらず、この文字数で「大和政権の大王から功績をたたえられて下賜された可能性」を読みとるのは、困難だし危険です。あえていうなら、筑紫・豊・肥に存在した古代王権との関係性を考えるべきでしょう。

【毎日新聞】日本の美術:9月12日発売号で休刊へ 部数減響く

http://mainichi.jp/enta/art/news/20110824k0000m040029000c.html

 1966年創刊のムック「日本の美術」(ぎょうせい)が、9月12日発売の第545号で休刊することが分かった。同社によると、部数減で収益確保が難しくなったためという。

 「日本の美術」は毎月発売。各回一つのテーマを取り上げ、第一線の研究者が新見解などを書き下ろしで打ち出してきた。
* * * * *
またもショッキングなニュースです。『国文学 解釈と鑑賞』に続き、老舗の美術史の月刊誌が休刊するそうです。

【讀賣新聞】京都では“断念”の松、善光寺ではお札になる

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110809-OYT1T00029.htm?from=main4

 長野市の善光寺が、東日本大震災の大津波に奇跡的に耐えた「一本松」で知られる岩手県陸前高田市の景勝地・高田松原の倒木で作った木札を販売している。

 被災地へのメッセージを書き込んだ木札を14日の震災慰霊法要でまつるほか、売上金を同市へ送り、松原の再生や農地の塩分除去費用に充ててもらう。

 長野市で仏教勉強会を開いている「ながの南無の会」事務局長の宮坂勝彦さん(63)(長野県千曲市)らが6月、ボランティアで陸前高田市を訪れたのがきっかけ。同市で製材所を営む村上富夫さん(63)が高田松原の倒木で木札やキーホルダーなどを作っていると知り、木札を譲り受けて善光寺に相談したところ、被災地支援に役立てることが決まった。

 津波でなぎ倒された松の木を縦10センチ、横6センチの駒形に加工し、表面には「善光寺」の焼き印入り。持ち帰ることもできるが、裏面に被災地へのメッセージを書いて授与品所に納めると、14日夜の「お盆縁日」で行う震災慰霊法要で善光寺境内のやぐらにまつられ、一山住職が犠牲者の追悼と被災地の早期復興を祈願する。

 宮坂さんは「善光寺を訪れた人が被災地へ思いを巡らせるきっかけになれば」と期待を込め、村上さんは「高田松原は自分たちにとって本当に大切な場所。善光寺さんの厚意を励みに頑張りたい」と話している。

 高田松原には震災前、太平洋岸にある陸中海岸国立公園内の砂州約2キロにわたってクロマツやアカマツ計約7万本があったが、1本を除き津波でなぎ倒された。津波に耐えた「一本松」は復興のシンボルとして注目され、地元住民らが保全活動に取り組んでいる。

 木札は1枚1000円(1000枚限定)で、善光寺境内の授与品所で13日まで販売している。問い合わせは同寺事務局(026・234・3591)へ。
(2011年8月9日10時11分 読売新聞)
* * * * *
京都では放射能汚染を理由にした抗議電話が殺到し、送り火の木材とすることが見送られました。岩田県陸前高田市は、福島県の隣県の隣県であり、当然のことながら検査の結果でも放射能汚染はありませんでした。このような心ない姿勢を示した「古都」と異なり、「仏都」信州では、この記事の件のほか被災地ゆかりの盆踊りを行ったりと、積極的に支援しようとしています。私たちも偏見や風評を乗り越え、末永く支援の手をさしのべたいと思います。

【スポニチ】ウドの大役!映画初主演でスキンヘッドに変身!

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/07/10/kiji/K20110710001178690.html

 お笑いコンビ「キャイ~ン」のウド鈴木(41)が映画初主演することになった。来年5月公開予定の「一遍上人」で、鎌倉時代の僧侶一遍上人役。ウドは特殊メークでスキンヘッドに変身する。「斜陽」「蜘蛛の糸」などの映画化を手掛けてきた秋原正俊監督がメガホンをとる。

 布教のため全国を旅した貧困の僧侶を演じるウドは、トレードマークの金髪モヒカンから特殊メークでスキンヘッドに変身。体重も10~20キロの減量を目指すという。

 小学4年の学芸会で人生で初めて演じた役が、一遍上人と同じお坊さんだったそうで「南無阿弥陀仏(なみあむだぶつ)とひたむきに唱え続けることを説いた生きざまは美しく、強く、潔く、私とは対極の人間。あえて共通点を挙げるとするならば、旅が好きであるということです」と分析。「人生を、時代をしなやかに旅した一遍上人を、いっぺんでも演じられることに感謝し、ご慈悲の気持ちで頑張ります!」とダジャレを交えて意気込みを語っている。

 映画は、この偉大な僧の足跡を弟子が訪ねて絵巻物にした「一遍上人絵伝」をもとに、妻や娘、弟子たちと全国を旅する中、多くの人々と出会い交流する姿を描く。

 全国の地方都市をロケ地に選び、地域に密着した映画を製作してきた秋原監督が、「一遍上人絵伝」を見て「800年以上前に私より広範囲で地域の方々に精神的、文化的な支柱を授けていた」ことに感銘を受け映画化を企画。自身が手掛けた「ルパンの奇巌城」(今年5月公開)で大学教授を熱演したウドを抜てき。「あの作品で見せた強いキャラクター性と、ぼくとつな演技がピッタリと思った」と話している。

 ほかに、俳優八嶋智人(40)の妻で女優の宮下今日子(35)、歌手で女優の玉置成実(23)、橘美緒(20)らが出演する。

 ◆一遍上人 1239年、現在の松山市に生まれ10歳で出家。25歳の時、還俗(げんぞく)したが、相続問題でのトラブルを機に再度出家。全国行脚をしながら「南無阿弥陀仏」と独特の節回しで歌いステップを踏む「踊り念仏」を広め、時宗の開祖となる。踊り念仏は盆踊りのルーツとされる。映画では現代風のダンスも取り入れる予定でウドの踊り念仏も注目されそうだ。
[ 2011年7月10日 06:00 ]
* * * * *
個人的にはウド鈴木氏が一遍に似合うか否か心配なところですが、とりあえず一遍を主題としてくれたことに感謝です。聖戒や真教を誰が演ずるのかも気に掛かるところですね。時衆への注目が集まることを期待したいと思います。

一遍聖絵 (岩波文庫)一遍聖絵 (岩波文庫)
(2000/07/14)
大橋 俊雄

商品詳細を見る

      捨聖・一遍上人 (講談社現代新書)       捨聖・一遍上人 (講談社現代新書)
(1995/12)
梅谷 繁樹

商品詳細を見る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。